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瀬名泉「三寸先は曇り」で子役たちの視線を独占、衣更真緒が語る撮影秘話も

  • I.S.
  • 2020年11月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年11月8日

「三寸先は曇り」の初日舞台挨拶が本日11月7日にスカーレットシネマズ桜ビルディングで行われ、キャストの瀬名泉、紫之創、衣更真緒、石川三奈、監督の杉岡亜貴が登壇した。


黒梅燿の同名小説をもとにした本作では、都会の隅で忘れ去られようとしている未解決事件に翻弄される青年達の姿が描かれる。全国の劇場で生中継が行われた今回の舞台挨拶。主演の瀬名泉は観客を前に「たくさんの方に見ていただけてうれしい」と語り、杉岡は「期待して頂いている証拠ですね」と笑顔を見せた。


脚本を担当した米文夏乃とは、本作のほかにドラマ「胡座サクラ」や近日公開の映画「あの部屋」でもタッグを組んでいる衣更真緒。「今回の原作はコメディとシリアスのバランスが絶妙で、米文さんがどうやって描かれるのかワクワクしていました。原作の持つメッセージやいろんな要素を『まさかそんな風に!?』って、最初に脚本を読んだ時に思って。米文さんすごいなと思いました」と振り返った。


瀬名との共演シーンが多かったという紫之は「緊張もしましたけど同じくらい伸び伸びと演じさせてもらいました」と微笑み、「瀬名先輩の差し入れてくださった紅茶をきっかけに、僕が緊張しているのを察した皆さんがたくさん話しかけてくださったんです。もちろん瀬名先輩も」と撮影エピソードを語る。瀬名も「良い子が一緒だと安心してお仕事ができるので、癒しの後輩です」と紫之への信頼をのぞかせた。


姉弟役での共演となった石川と衣更。衣更の何気ない発言で何故か笑いが止まらなくなった石川に衣更は「なんでそんな笑ってるんですか?(笑) いつもこんな感じで、賑やかで楽しかったです」と笑い、「遊園地のシーンは絶叫マシンに乗ってる石川さんが面白くて何度かNGを出してしまいました」と打ち明ける。石川は「NGが出るから私がまた絶叫マシンに乗るんですけど、そうするとまたNGが出るので、ある意味無限ループでしたね……(笑)監督と3人で遊園地をぶらついて平常心を取り戻すようにしました」と補足し、「大変だったよね!」と衣更に向き直る。その節はすみませんと謝った衣更は「まあ石川さんも俺がメリーゴーランド乗ってるの見て爆笑してましたけどね」と楽しげに別のエピソードを明かした。


本作の題材である「忘れる」にちなんで、「忘れていたけれど思い出したもの」について尋ねられた登壇者たち。衣更は、現在撮影中の映画について「見たことないくらいの長ゼリフがあったんですよね……」と顔を曇らせる。瀬名に「撮影中にセリフ忘れたわけ?」と聞かれた衣更は「いや、台本をもらってかなり期間が開いたので撮影直前まで長ゼリフの存在そのものを忘れていて。それを思い出してからすごい頑張って覚えたっていう話です」と苦笑いをした。

続いて、紫之が幼い頃に経験したお菓子が消えていく未解決事件を最近まで忘れていたという話を披露しキャストたちを驚かせると、石川は初めの頃の衣更が自分に対して人見知りしていたことを今日思い出したと伝えた。衣更は「人見知りなんてしてないですよ!」と告げるも、瀬名に「いや、子役のみんなの前でもガチガチになってたでしょ」と子役との交流を明かされて赤面。その後、衣更は「子役のみんなは瀬名先輩に釘付けだったから、俺の緊張は気づかれてないと思う」と笑いを誘った。


 
 
 

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